本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、1950年アメリカ製作の『原題:Father of the Bride』が、邦題『花嫁の父』として、1952年12月25日より公開されました作品の放送があります。
最愛の一人娘を花嫁として送り出す父親の悲喜こもごもをユーモラスに綴るハートフル・コメディで、1991年には『花嫁のパパ』としてリメイクされています。
愛娘の「ケイ」が新婚旅行へと旅立ってしまいます。すっかり全身の力が抜けてしまった花嫁の父「スタンリー・バンクス」でした。彼の脳裏に、「ケイ」が突然結婚を口にしてからの怒涛の数ヵ月間が甦ってきます。
「ケイ」が、「バクリー・ダンスタン」という青年と結婚したいと両親を驚かしたのは、3ヶ月前でした。妻「エリー」は落ち着いていましたが、「スタンリー」はダンスタン家が立派な名門であり、「バクリー」がしっかりした青年であるか否かが不安で、不眠症になるほど悩んでしまいます。2人の婚約が済みますが、「スタンリー」には「結婚費用」という頭痛の種が持ち上がります。なるべく式も内輪にすませたい「スタンリー」の意志に反して、「エリー」と「ケイ」は教会で盛大な式を挙げたいと願っていました。
金策に奔走して教会の式も決まり、披露宴招待の人数も折り合って、知人から続々と贈物が届くようになりますが、式間近のある日、「ケイ」が突然「破談にしてくれ」と言いだします。何か重大な問題が起きたかと「スタンリー」は危惧しますが、新婚旅行の行き先について、「バクリー」と喧嘩を始めたといいます。何とか事を収めて、式前日の予行練習も無事に済みますが、「スタンリー」は眠られぬまま結婚式前夜を過ごします。
「スタンリー・バンクス」に<スペンサー・トレイシー>、花嫁「ケイ」役は当時18歳の<エリザベス・テイラー>が演じています。「バクリー・ダンスタン」に<ドン・テイラー>、「エリー」に<ジョーン・ベネット>ほかが出演、監督は<ヴィンセント・ミネリ>が務めています。
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