がん患者の苦しみを言葉で癒す「言葉の処方箋」とも言われる「がん哲学外来」と、そこから発展して生まれた「がん哲学外来メディカル・カフェ」をテーマに撮り上げたドキュメンタリー『がんと生きる 言葉の処方箋』が、2019年5月3日より公開されます。
順天堂大学医学部の<樋野興夫>教授が、医学と哲学を結びつけて提唱した「がん哲学外来」。そして、そこから発展し、患者たちが対話して悩みを分かち合い、病と向き合う場として生まれた交流の場が「メディカル・カフェ」です。
全国のカフェを回って講演する<樋野興夫>教授や、それぞれにカフェを開設し、がんにかかっても明るく元気に生きる人々たちの姿を通して、がんとともに生きることへの勇気や人生の希望を見いだしていきます。
監督は、在日一世を描いた『HARUKO ハルコ』やハンセン病療養所で暮らす夫婦を追った『61ha 絆』などを手がけ、自身もがんを患った経験のある<野澤和之>が務めています。
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