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- ダウ平均株価(8月2日)@終値3万5282ドル52セント
2日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4営業日ぶりに反落して始まりました。大手格付け会社が1日、米国債を格下げしています。市場予想を上回る雇用指標の発表もあって米長期金利が上昇し、米株に売りが出ました。
フィッチ・レーティングスが米国の長期外貨建て発行体格付けを最上級の「トリプルA」から1段階引き下げ「ダブルAプラス」にしました。今後3年間で予想される財政の悪化、債務上限を巡る政治対立に代表される統治上の問題などを理由に挙げています。
堅調な雇用指標も株価の重荷となっています。2日発表の7月のADP全米雇用リポートは非農業部門の雇用者数が前月比32万4000人増と、市場予想(17万5000人増)を上回っています。労働需給の逼迫で物価高が継続し、米連邦準備理事会(FRB)の利上げが続くと懸念されています。
2日朝の米債券市場で長期金利は前日の終値(4.02%)から一時(4.09%)と約1カ月ぶりの高水準を付けています。相対的な割高感が意識された高PER(株価収益率)のハイテク株が売られています。
終値は4営業日ぶりに反落し、前日比348ドル16セント安の3万5282ドル52セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比310.466ポイント(2.17%)安の1万3973.447でした。
S&P500種は、前日比63.34 ポイント(1.38%)安の4513.39でした。
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