ダウ平均株価(12月15日)@終値3万7305ドル16セント
Dec
15
15日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げを前のめりに織り込んできた動きが一休み。短期的な過熱感も意識され、持ち高調整や利益確定の売りが先行しています。
ダウ平均株価は連日で過去最高値を更新し、前日までの6営業日の間に1200ドル近く上昇しています。短期的な過熱感も台頭するなか、持ち高調整や利益確定の売りが出やすくなっています。一方、下げた場面では買い遅れていた投資家の押し目買いが入って、ダウ平均は一時、小幅な上昇もみられました。
ニューヨーク(NY)連銀の<ウィリアムズ総裁>が15日の米CNBCの番組で、(FRB)の金融政策について「我々は物価上昇率を(2%)に戻すために引き締めが十分かどうかという問題に集中している」と述べ、2024年3月に利下げする可能性について問われると、「考えることすら時期尚早だ」などと市場の早期利下げ観測をけん制したと伝わると値を下げていますが、その後、アトランタ連銀<ボスティック総裁>の「来年2回利下げ、3Q開始の可能性高い」という緩やかなペースの利下げ見通しが伝えられ、値を上げています。
終値は7営業日続伸、前日比56ドル81セント(0.15%)高の3万7305ドル16セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日末比52.36ポイント(0.35%)高の1万4813.92でした。
S&P500種は、前日比0.36ポイント (0.0076%)安の4719.19でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日末比52.36ポイント(0.35%)高の1万4813.92でした。
S&P500種は、前日比0.36ポイント (0.0076%)安の4719.19でした。