2025年大阪・関西万博を巡り、「シンガポール」が10日、会場となる大阪市の人工島「夢洲」でパビリオンの建設工事を開始しました。約60カ国が自前で整備する「タイプA」方式のパビリオン建設を目指していますが、参加国が着工したのは初めてになります。
海外パビリオンを巡っては、物価高などの影響で参加国と日本国内の建設業者の契約が難航し、準備の遅れが顕在化しています。日本国際博覧会協会によりますと、「タイプA」を予定する国のうち、建設業者が決まったのは同日時点で35カ国です。
「タイプA」は当初60カ国が希望していましたが、資材価格高騰や人手不足で工事業者との契約が難航。協会が代わりに施設を建設する「タイプX」への移行などで55カ国となっています。
海外館では、「イタリア」が昨年12月19日に「タイプA」出展国として初めて夢洲で起工式を実施。「アイルランド」は今月15日の着工を予定しています。
Posted at 2024-01-10 03:10
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Posted at 2024-01-10 03:35
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