5日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反落して始まりました。
<パウエルFRB議長>が、4日夜のテレビ番組のインタビューで「経済がこのように強い状況においては、いつ政策金利の引き下げを始めるかという問題にじっくりと対処することができるように感じる」と述べ、利下げ開始を急がず、慎重に判断する姿勢を示しました。
2日発表の1月の米雇用統計は、市場予想以上の強さを示しました。米国債の売りが続き、長期金利は一時、前週末比(0.11%)高い(4.13%)を付け、金利上昇で株式の相対的な割高感も強まっています。
終値は、前週末比274ドル30セント(0.71%)安の3万8380ドル12セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比31.28ポイント(0.20%)安の1万5597.68でした。
S&P500種は、前週末比15.80ポイント (0.32%)安の4942.81でした。