6日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。米長期金利が低下し、主力株を中心に押し目買いが入りました。半面、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測の後退は引き続き米株相場の重荷となっています。
米債券市場で長期金利は(4.1%台前半)と、大きく上昇した前日の終値(4.16%)を下回っています。金利と比べた株式の割高感が薄れ、米経済が底堅く推移し、ソフトランディング(軟着陸)に向かうとの期待も根強くあります。
終値は、前日比141ドル24セント(0.37%)高の3万8521ドル36セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比11.32ポイント(0.073%)高の1万5609.00でした。
S&P500種は、前日比11.42ポイント (0.23%)高の4954.23でした。