第19回大阪アジアン映画祭のインディ・フォーラム部門に出品された映画『走れない人の走り方』が、2024年4月26日より2週間限定で東京・テアトル新宿にてレイトショー上映されます。
ロードムービーを撮りたい映画監督「小島桐子」を主人公に据え、予算やキャスティング面でさまざまなトラブルが起こる中、映画と生きる人々の姿が描かれています。
『走れない人の走り方』は、台湾出身の<蘇鈺淳(スー・ユチュン)>の初長編監督映画であり、劇場デビュー作となります。もともと台湾で映像を学んでいた<蘇鈺淳>は、<諏訪敦彦>の監督作『2/デュオ』を観たことをきっかけに、東京・東京藝術大学大学院映像研究科への留学を決意したといいます。入学のために制作した短編『豚とふたりのコインランドリー』は「PFFアワード2021」で審査員特別賞を受賞しています。
公開された予告映像には、「桐子」らが映画を制作する様子や、「撮りたいなあ」とつぶやく「桐子」の姿が映し出されています。ポスタービジュアルには、海を背に立つ「桐子」と「私はどこだ。前はどっちだ。」というコピーが並んでいます。
「桐子」役の<山本奈衣瑠>のほか、<早織>、<磯田龍生>、<BEBE>、<服部竜三郎>、<五十嵐諒>、<荒木知佳>、<村上由規乃>、<谷仲恵輔>、<綾乃彩>、<福山香温>、<齊藤由衣>、<窪瀬環>、<平吹正名>、<諏訪>がキャストに名を連ねています。