「1ドル=150円14銭」
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4日早朝の東京外国為替市場で円相場は上昇しています。8時30分時点は「1ドル=150円10〜12銭」と前週末の17時時点と比べて39銭の円高・ドル安でした。
市場予想を下回る米経済指数の発表を受けて前週末に米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが先行しています。
1日発表の2月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は(47.8)と市場予想に反して前月(49.1)から悪化しました。2月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ)確報値は速報値から下方修正されています。
低調な米経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)が6月までに利下げを開始するとの観測が強まりました。1日のニューヨーク債券市場で米長期金利は(4.18%)と(4.2%)を下回って終えています。