オーストリアの作家<ローベルト・ゼーターラー>による、2015年グリンメルズハウゼン賞を受賞、2016年国際ブッカー賞、2017年国際ダブリン文学賞の最終候補に選ばれている小説『ある一生』(2014年)を原作にした映画『ある一生』が、2024年7月12日より公開されますが、予告編が解禁されています。
本作は激動の20世紀を舞台に、アルプスに生きた名もなき男「アンドレアス・エッガー」の一生を描いた物語です。
時代ごとに3人の俳優が「エッガー」を演じ、幼少期に新人の<イヴァン・グスタフィク>、青年期に新人の<シュテファン・ゴルスキー>、老齢期に<アウグスト・ツィルナー>が扮しています。
予告編ではロープウェイが敷設され徐々に近代化していくアルプスを背景に、不条理な運命に翻弄された「エッガー」の80年にわたる人生の苦難と幸福が切り取られています。
『アンネの日記』(2016年:ドイツ映画祭2016『HORIZONTE』上映作品)の<ハンス・シュタインビッヒラー>が監督を務めています。