22日、株式取引後に米半導体大手
「エヌビディア」が発表しました2024年2~4月期決算は、売上高が前年同期比3.6倍の260億ドル(約4兆800億円)、純利益が7.3倍の148億8100万ドルでした。いずれも四半期ベースで過去最高を更新しています。生成AI(人工知能)の開発・運用に適した画像処理半導体(GPU)の需要が好調でした。
(GPU)は膨大な計算を並列処理できます。主にゲームなどの画像処理に使われてきましたが、同社はソフトウエアで用途を拡大。AIの学習や推論に有効だとして使用されるようになりました。「チャットGPT」開発元の米オープンAIやマイクロソフトなど、IT企業がこぞって採用しています。
「エヌビディア」の堅調な業績は、他の半導体やAI関連企業の株価に影響し、日米の株式相場の押し上げ要因となりえます。