メキシコ初の女性大統領@<クラウディア・シェインバウム>
Jun
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2日、行われましたメキシコ大統領選は即日開票され、左派与党「国家再生運動(MORENA)」の2018~2023年にメキシコ市長を務めた<クラウディア・シェインバウム>(61)が圧勝でした。「マチスモ」と呼ばれる男性優位の価値観が根強いメキシコで、女性が大統領に就任するのは初めてになります。
選挙管理委員会によりますと、<シェインバウム>の最終得票率は少なくとも約58%となる見通しで、最大約28%の野党連合の<ソチル・ガルベス>上院議員(61)に約2倍の差をつけています。高い人気を誇る前<ロペスオブラドール>大統領(70)の後継者をアピールし、大統領や党の支持票を手堅くまとめました。
最低賃金の引き上げなど低所得者の生活の底上げを図る前<ロペスオブラドール>大統領の「第4の変革」を継承する方針で、事前の世論調査では首位を独走してきました。
<シェインバウム>氏は3日未明に勝利を宣言。「公正で、より豊かなメキシコを建設するために歩み始めよう」と述べ、国民の団結を訴えています。10月1日に就任し、任期は6年です。