18日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。
前日に初めて「4万1000ドル台」に乗せた後で、主力株の一部には短期的な利益確定の売りが出ています。一方、米連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げするとの見方は引き続き相場の支えとなっています。
朝発表の7月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は(13.9)と、前月の(1.3)から改善しています。市場予想(2.9)も大きく上回りました。一方、週間の米新規失業保険申請件数は(24万3000件)と、市場予想(22万9000件)を上回っています。労働需給が緩和するなかでも、景気が底堅さを保っているとみられています。市場では(FRB)が9月に利下げを始めるとの観測は引き続き買い安心感に結び付いています。
ダウ平均株価は、前日比533ドル06セント(1.29%)安の4万0665ドル02セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比125.70ポイント(0.70%)安の1万7871.22でした。
S&P500種株価指数は、前日比43.68ポイント (0.78%)安の5544.59でした。