ダウ平均株価(8月19日)終値4万0896ドル53セント
Aug
19
19日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は5営業日続伸して始まりました。米景気への行き過ぎた懸念が後退していることが引き続き相場の支えとなっています。
前週発表の経済指標がインフレ鈍化や米景気の底堅さを示したことが買い安心感につながり、景気敏感株などへの買いがダウ平均株価を支えています。ダウ平均株価は前週に3週ぶりに上昇し、週間では今年最大の上げ幅となりました。ダウ平均株価を含む主要株価指数は8月初旬の急落前の水準を回復しています。
カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で<パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長>が、23日に講演を予定しており、様子見の姿勢は上値を抑えています。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始を示唆する可能性がありますが、市場では9月会合での利下げ幅が(0.5%)になるとの見方が依然見られます。インフレや労働市場の減速を踏まえ、9月の利下げ幅や今後の利下げペースについて踏み込んだ発言があるのかが注目されています。
21日には(FOMC)の7月30〜31日開催時の議事要旨の公表があり、参加者の物価や雇用についての認識と利下げに対する姿勢にも注目されています。
ダウ平均株価は、前週末比236ドル77セント(0.58%)高の4万0896ドル53セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比245.05ポイント(1.39%)高の1万7876.77でした。
S&P500種株価指数は、前週末比54.00ポイント (0.97%)高の5608.25でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比245.05ポイント(1.39%)高の1万7876.77でした。
S&P500種株価指数は、前週末比54.00ポイント (0.97%)高の5608.25でした。