ダウ平均株価(10月16日)終値4万3077ドル70セント
Oct
16
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。市場予想を上回る決算を発表した金融株を中心に買いが先行しているほか、前日に大幅安となった主力株の一角が持ち直し、相場を支えています。
前週から始まった金融大手による決算発表は市場予想を上回る内容が相次いでいます。ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、16日にはモルガン・スタンレーが大幅高でした。同日朝に発表しました2024年7〜9月期決算で売上高に相当する純営業収益と1株利益が市場予想を上回りました。一連の金融大手の決算は、米経済がソフトランディング(軟着陸)できるとの見方も後押ししていいます。
16日朝発表の9月の米輸入物価指数は前月比(0.4%下落)し、市場予想(0.3%下落)以上に下がりました。米連邦準備理事会(FRB)が利下げを継続し、米経済の落ち込みが避けられるとの観測も根強くあります。
前日に大幅安となったユナイテッドヘルス・グループが高く始まったことも、ダウ平均株化をを支えています。ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、前日に下げが目立ったエヌビディアなど半導体株の一角も売りが一服しており、投資家心理の改善につながっているようです。
ダウ平均株価は、前日比337ドル28セント(0.79%)高の4万3077ドル70セントで終え、(10月14日)の「4万3065ドル22セント」以来の最高値を更新しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比51.49ポイント(0.79%)高の1万8367.08でした。
S&P500種株価指数は、前日比27.21ポイント (0.47%)高の5842.47でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比51.49ポイント(0.79%)高の1万8367.08でした。
S&P500種株価指数は、前日比27.21ポイント (0.47%)高の5842.47でした。