ダウ平均株価(10月24日)終値4万2374ドル36セント
Oct
24
24日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4営業日続落して始まりました。四半期決算を発表したダウ平均の構成銘柄などに売りが出て、指数を下押ししています。半面、前日に四半期決算を発表したテスラが急伸し、投資家心理を支えています。
一時IBMが(7%)下げる場面がありました。23日夕方に発表しました2024年7〜9月期決算では売上高が市場予想を下回り、売りが出ています。24日朝に四半期決算を発表したハネウェル・インターナショナルも安く、労働組合が新しい労働協約案を組合員投票で否決し、ストライキが続いているボーイングも下落、収益への悪影響が懸念されています。
24日の米債券市場で長期金利は(4.2%台前半)で高止まりし、金利と比べた株式の相対的な割高感が引き続き意識されています。24日発表の週間の米新規失業保険申請件数は「22万7000件」で、市場予想(24万5000件)を下回りました。労働市場が底堅さを保ち、米連邦準備理事会(FRB)の利下げが緩やかになるとの観測が改めて広がっています。
もっとも、米株相場の下値は堅く、ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、テスラが一時(17%)あまり上昇でした。23日夕方に発表しました2024年7〜9月期決算は1株利益や売上高総利益率が市場予想を上回りました。電気自動車(EV)の販売競争が収益を下押しするとの懸念が薄れ、買いが入っています。
ダウ平均株価は、前週末比140ドル59セント(0.33%)安の4万2374ドル36セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比138.83ポイント(0.76%)高の1万8415.49でした。
S&P500種株価指数は、前週末比12.44ポイント (0.21%)高の5809.86でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比138.83ポイント(0.76%)高の1万8415.49でした。
S&P500種株価指数は、前週末比12.44ポイント (0.21%)高の5809.86でした。