31日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比160円60銭(0.41%)安の3万9116円79銭でした。前日の米半導体株安を受けて、半導体や電子部品関連に売りが目立ちました。海外短期筋による株価指数先物の断続的な売りで、日経平均は心理的な節目の3万9000円を下回る場面がありましたが、下値では買いが入って底堅い動きをみせています。
前日に決算を発表した個別銘柄の売買が中心で、京セラや日立、エムスリーなどには売りがかさんでいます。海外短期筋による株価指数先物売りも相まって、日経平均の下げ幅は290円に達する場面がありました。
下値は堅く、日経平均が3万9000円を下回る局面では短期的な押し目を拾う買いが入りました。外国為替市場で円相場が「1ドル=153円台」で安定的に推移していることが輸出関連など主力株の支えとなりました。
終値は4日ぶりに反落し、終値は前日比196円14銭(0.50%)安の3万9081円25銭でした。