ドキュメンタリー映画『キノ・ライカ 小さな町の映画館』が、2024年12月14日よりこうかいされますが、予告編が解禁されています。
『希望のかなた』・『枯れ葉』などで知られるフィンランドの映画監督<アキ・カウリスマキ>が、共同経営者の作家、ミカ・ラッティ>らと2021年にオープンした映画館「キノ・ライカ」です。
本作では、<アキ・カウリスマキ>と仲間たちがフィンランドの小さな町カルッキラで映画館を作るために奔走する様子が映し出されています。監督の<ヴェリコ・ヴィダク>は、カルッキラに約1年間滞在し撮影に臨んでいます。
予告編には「建設中はご自身で作業を?」という質問に「朝7時から夕方5時まで。毎日だ」と答える<アキ・カウリスマキ>が登場。さらに仲間たちによる「アキだもの、特別な場所になる」「いつか映画祭をやるとにらんでる。ここが新しいカンヌだ」というセリフが収録され、<アキ・カウリスマキ>の盟友である<ジム・ジャームッシュ>の姿も確認できます。
作中には『枯れ葉』に出演した女性デュオの<マウステテュトット>、『希望のかなた』の<ヌップ・コイブ>、<サイモン・フセイン・アルバズーン>、『ラヴィ・ド・ボエーム』のエンディング曲『雪の降る町を』などを歌っているフィンランド在住の日本人<篠原敏武>、『コンパートメントNo.6』の監督<ユホ・クオスマネン>も登場しています。