3日、音楽プロデューサー、作曲家として活躍した<クインシー・ジョーンズ>さんが、米ロサンゼルスの自宅で亡くなられています。91歳でした。
シカゴ出身で、1951年にバークリー音楽大を卒業後、トランペット奏者として楽団に参加しました。
アレンジャーとしてジャズ音楽に関わるようになり、1960年代以降はプロデューサーとしてポップス界にも進出。ヒットを連発しています。
1981年に発表しました自身のアルバム『愛のコリーダ』が大ヒット。さらに、翌82年に手がけた<マイケル・ジャクソン>のアルバム『スリラー』は「史上最も売れたアルバム」としてギネス認定されています。
個人的には、テレビドラマ『鬼警部アイアンサイド』(1967年~1975年)の力強いトランペットの奏でるテーマソングが好きでしたし、
<シドニー・ポワチエ>主演の『夜の大走査線』をはじめ
『ゲッタウェイ』や『カラーパプル』などのサウンドトラックが印象的でした。
米音楽界最高峰とされるグラミー賞では3度の最優秀プロデューサー賞を受賞するなど多くの賞を受賞しています。また、1985年に発表されて世界的大ヒットとなったチャリティーソング『ウィー・アー・ザ・ワールド』のプロデューサーを務めています。
2024年11月17日、第15回ガバナーズ賞においてアカデミー名誉賞(第97回)が授与される予定でしたが、残念です。