29日、国内フリーエージェント(FA)権を行使していた阪神<大山悠輔>(29)が残留を表明しています。
獲得に乗り出した巨人と争奪戦となっていましたが、悩み抜いた末に甲子園で戦い続ける決意を固めています。この日のうちに両球団への報告を済ませ、阪神球団が発表しました。5年17億円プラス出来高での契約となります。(金額は推定)
(FA)宣言を表明した11月13日から16日目の決断です。報道は過熱し、臆測の域を出ない情報も頻繁に飛び交いました。21日のタイガース杯ゴルフ、23日のファン感謝デーには参加しましたが、25日の球団納会は欠席でした。
阪神は最終的に5年の大型契約を用意し、一貫して全力で慰留を続けました。一方の巨人は6年24億円超の大型契約でのアプローチでした。
29日は午前中から両球団、藤川監督らへの報告を済ませ、17時から甲子園で会見、《この度、FA権を行使させていただいておりましたが、来年からも阪神タイガースでお世話になることに決めました。これまで同様、しっかり覚悟を持って戦っていきたいと思いますし、まずは来シーズン優勝を勝ち取れるように、チームに貢献できればと思います。》と語っています。