ダウ平均株価(12月20日)終値4万2840ドル26セント
Dec
20
20日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。前日夕に四半期決算を発表した「ナイキ」に売りが先行ています。半面、20日発表の物価指標が市場予想を下回ったのは投資家心理を下支えし、ダウ平均は上昇に転じる場面がでています。
「ナイキ」は一時、およそ(3%下落)でした。19日夕に発表しました2024年9〜11月期決算が減収減益でした。北米や中国で販売が振るわず、経営陣は説明会で2024年12月〜2025年2月期の減収率が2桁前半になるとの見通しを示しましたが、売り一巡後は押し目買いも入って株価は上昇に転じる場面があり、明確な方向感は出ていません。
20日発表の11月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で(2.4%上昇)でした。伸び率は市場予想(2.5%)を下回り、米連邦準備理事会(FRB)の来年の利下げペースが鈍化するとの過度な懸念が後退。米長期金利が(4.5%前後)に低下(前日終値は4.56%)し、株式の相対的な割高感が薄れています。
ダウ平均株価は、前日比498ドル02セント(1.18%)高の4万2840ドル26セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比199.83ポイント(1.03%)高の1万9572.60で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比63.77ポイント (1.09%)高の5930.85で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比199.83ポイント(1.03%)高の1万9572.60で終えています。
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