新型コロナウイルス@世界保健機関(WHO)
Jan
29
世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言を出してから1月30日で5年になります。
緊急事態宣言は2023年5月5日に解除されましたが、昨年も各地で流行が再来し、これまでに世界で少なくとも700万人が死亡しています。新たな特徴を持つ変異株も次々と生まれ、今なお感染者に重篤な症状や後遺症を引き起こし、死者は増え続けています。
(WHO)によりますと、1月12日までの過去4週間で新たに報告された世界の感染例は約13万件、死者は2800人を超えています。
新型コロナウイルスへの関心低下に前後して多くの国が検査態勢を縮小したとみられ、定期更新する統計に反映させられている加盟国はほぼ半数にとどまります。
昨年は、年初には新たな変異株「JN・1」の感染が世界で拡大。さらに派生した「KP・3.1・1」が主流に。免疫から逃れる力がより強いとされ警戒感が広がりましたが、パリ五輪で40人以上の選手らの新型コロナ陽性が判明するなど猛威を振るいました。