初代ファミリアセダン
Jun
21
800cc マニュアル4速ミッション。
父親が空冷のパブリカから乗り換えたブルーの初代ファミリアセダン。
フルレストアのクルマどこかに存在しないかな?
母親の記憶があるうちに、当時の楽しい記憶に思いを巡らせてもらいたい。
・・・・と考えて初代ファミリアセダンを探していた。
初代ファミリア4ドアセダンが発売されたのは、1964年10月。
おそらく、父親が購入したのは1965年までのはずだ。
800ccのデラックスというグレードだ。
翌年の1965年11月には、1000ccエンジンを搭載したモデルが発売される。
今回僕が入手したのは、1967年の初代ファミリアセダン・デラックス。
自動車にとって55年の月日はあまりにも長く、普通に保管しているだけでも朽ち果ててしまう。
ボディやフレームはもちろん、ブレーキホースもガソリンタンクも、ラジエターもホースも、あらゆるパッキン、あらゆる電気コードが劣化する。
内装のビニールや布地も、劣化が著しいのが普通だし、天井の内張りは晴れ下がってくるものだ。
浜松で見つけた車両は、福井県のオーナーが修復してきた一台だ。
ほとんどの部分は手が入っており、さらにオリジナル度が高い。
後期型となるので、フロントグリル形状が異なるが、そこにこだわるよりも、まずは動く個体を入手する事を優先した。
しかし、まあなんとかわいらしい形と大きさ。
まさしく、黎明期の日本のモータリゼーションを感じさせる。
さて、どうやって札幌まで持っていこうか?
登録が完了したら、まずは尼崎で走行試験だ。
Posted at 2022-06-22 15:44
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