Biomimetics(生体模倣技術)というのは面白い。 生物の形には、理由があり無駄がない。 つまり、これをヒントにすれば、もっと素晴らしい製品が生まれるかもしれないということなのだ。 ヒントはいたるところにある。 ツチボタルはほとんどエネルギーを使わず、熱を放出せずにかすかな光を放つが、人間が作った白熱電球は消費電力の98%を熱として失う。 メルセデスの低燃費車のプロトタイプは、スポーティーとは程遠い「ハコフグ」をモデルに作られたが、実はかなり空気抵抗が少ない。 忠さんの作るものは、いつも自然の中からイメージして図面を引く。 ニヌハの帆は鳥の翼をイメージしている。 ヨットビルダーが、計算値から無機質な形の帆を作り出すのとは対照的な作業だ。 発想はいつも、ほとんど正しい。 たまに間違う部分は、僕が意見する。 この過程で作り出される製品は「最強」だ。 バイオミメティクスの最先端研究所が、沖縄の秘密基地内にあることを、大企業の奴等はまだ知らない。
Posted at 2008-04-11 11:03
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Posted at 2008-04-13 02:42
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Posted at 2008-04-12 07:44
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Posted at 2008-04-13 02:43
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