年に5回の筆文字教室。
いわゆるお習字の常識を一度外して筆を運ぶ紗衣文字は、講師の東紗衣先生オリジナルの筆文字です。
いつもと違うことをするので集中できる。
いつもと違う脳を使うここちよい疲労感がある。
他の人の作品をみることで、なるほど!そういうもアリね!と視野が広がる。
何かに勝手に囚われていた自分に気づく。
紗衣先生の天才的な褒め上手で、ちょっとその気になる。
そんなプロセスで仕上がった作品=ある意味自分の分身がとても愛しく感じられる。
他の人の作品も可愛く感じてしまう。
これが、はなうめで開催する意味でしょうか。
私は今回、大好きな吉野弘さんの「虹の足」という詩をモチーフに作品にしたのですが、
虹の足の中にいる人は自分が虹の中にいるということには気づくことはできないけど、他の人からは見えるというものです。
自分には見えないけど
他人には見えるしあわせを虹に例えた詩なのですが、
自分ではさらりとやってしまっているけど、他の人には大きなヒントになることとも言えます。
なんだか、筆文字教室のようであり、はなうめやがんサロンや、ピアサポートのことのようではありませんか。
単に寂しいいからというだけではなく、
人は一人では生きられない風にできてるんだなあと今日の筆文字教室でも思いました。