聖地旅行参加者の皆様へ
Nov
18
ハレルヤ。
今回、皆様方とともにイスラエル聖地旅行に行くことができることをうれしく思います。ガイドにも経験豊かで定評のあるルツさんにお願いできてとても心強く感じています。
さて皆様もここ数日間のイスラエルの問題をニュースで見聞されていらっしゃることと思います。今後も紛争がさらに拡大する恐れも出てきました。
それに伴い万全の安全対策を施して臨もうと検討中です。
基本的に紛争の恐れのある場所には行きません。圧倒的に優勢なイスラエル軍がガザ地区に侵攻することはあっても、ハマスが国境を越えてイスラエル領内に侵入することはまずないでしょう。
ニュースは紛争地だけを取り上げますので、その映像を見れば不安を感じられる方もおられるでしょうが、それはほんのごく限られた場所です。イスラエル国内では、今もなんら変わらない平穏な市民生活が続けられています。特に私たちの訪問する東部・ヨルダン渓谷一帯はロケットの射程外にあり、さらに危険は微小なものとなります。
ただ、すでに計画してある訪問地や日程の変更を迫られそうです。
これまでの例から紛争がエスカレートしますと、パレスチナ地区のベツレヘムやエリコへ通じる道路が閉鎖されます。また神殿の丘の入場も閉鎖されることがあります。極めてまれですが、先日一つのロケットがエルサレム近郊に着弾しました。これを受けて、エルサレム滞在日数を一日減らし、その分をガリラヤ滞在に変更すべくホテル側と現在交渉中です。27日に早めにガリラヤを出発すれば、エルサレムでの予定観光地はもれなく訪問できるとのことです。
ガイドのルツさんは、イスラエル当局や日本大使館から常時、最新情報を入手されておられます。旅行中に安全優先のため、ホテルや訪問地を急遽変更される場合もあります。これらは現地の経験豊かな旅行会社に一任しています。
私たちができるのはエルサレムの平和のために祈ることです。
今回このような時期に聖地旅行が重なったのも偶然ではありません。
緊張を肌で感じながら聖地において有史以来、世界の政治勢力の軋轢がここに集まって来る秘密を訪ねる事になるでしょう。エルサレム帰属問題、イスラム・パレスチナとイスラエルの抗争がなぜこんなにも長年続き、複雑さを増しているのか、その源流を聖書の世界に辿りながら解明していく機会でもあります。
21日早朝、ヨルダン・アンマンのホテルにて皆様方と元気にお会いできるのを楽しみにしています。
{祈りの課題}
•イスラエルとガザ地区、双方ともに死者や負傷者が最小に抑えられるように。
•一日も早く紛争が終わるように。
•イスラエルを地図から抹殺しようというハマスの悪魔的な野望が打ち砕かれ、ロケット攻撃におびえる必要のない平和な日が一日も早くイスラエルに訪れるように。
•私たちの旅行中、すべての事故や事件から守られるように。
•参加者の健康が支えられるように。
•ルツさんをはじめ、団長の高橋、大内先生などのスタッフが皆様を充分ケアすることができた上で、実り多い研修ともなるように。
•聖霊様の導きに一人ひとりが従い、各訪問地で主の声を聴くことができるまでに、それぞれが霊的に整えられるように。
2012年11月・イスラエル出発を前に
団長・高橋京太