車椅子を初体験
Aug
11
生まれてこのかた初めて車椅子に乗った。
腰痛のため(o^^o)
チケットカウンターで松葉杖でヨタヨタしている私を見て
職員が手配してくてた。
これにいったん座ってしまうと、その威力や如何に !!
二つの手荷物をケアしてくれた上にターミナル内をスイスイと進む(^O^)
普段よりも低い視線から入って眺める世界はかなり違う。
車椅子を押してくれる人がいなければ飛行機に乗ることも、
そうかと言って帰宅することも出来ない。
空港でのこのサービス、無料だそうです。
人々の善意に頼ってようやく生きていける、、、
健康な時には気がつかなかった真理。
自分が勝手に生きているような錯覚を抱いていました。
そうではなかった。
生かされていた。
朝起きた時、水道水の水を一杯飲むのも
私の知らないところで人々が働いていてくださったから。
その蛇口まで歩けるのは
太陽が地平線から昇ったので明るくなったため。
車椅子に乗りながら
如何に神様と人々とに支えられて来たかを思い巡らした時、
目には涙が溢れてきた。
その涙は川のように流れて顔中を濡らす。
私を見た人はおかしな人だと思ったことであろう
保安審査も行列に並ぶことなく通り抜けると
搭乗口まで一気にに進んだ。