生まれてこのかた初めて車椅子に乗った。 腰痛のため(o^^o) チケットカウンターで松葉杖でヨタヨタしている私を見て 職員が手配してくてた。 これにいったん座ってしまうと、その威力や如何に !! 二つの手荷物をケアしてくれた上にターミナル内をスイスイと進む(^O^) 普段よりも低い視線から入って眺める世界はかなり違う。 車椅子を押してくれる人がいなければ飛行機に乗ることも、 そうかと言って帰宅することも出来ない。 空港でのこのサービス、無料だそうです。 人々の善意に頼ってようやく生きていける、、、 健康な時には気がつかなかった真理。 自分が勝手に生きているような錯覚を抱いていました。 そうではなかった。 生かされていた。 朝起きた時、水道水の水を一杯飲むのも 私の知らないところで人々が働いていてくださったから。 その蛇口まで歩けるのは 太陽が地平線から昇ったので明るくなったため。 車椅子に乗りながら 如何に神様と人々とに支えられて来たかを思い巡らした時、 目には涙が溢れてきた。 その涙は川のように流れて顔中を濡らす。 私を見た人はおかしな人だと思ったことであろう 保安審査も行列に並ぶことなく通り抜けると 搭乗口まで一気にに進んだ。