マンハッタンは中国人街にあるホテルに到着出来たのは夜の9時頃であった。 その日の朝、目が覚めた時にはニューヨークまでの長旅を信じられなかった。 先ず、ベットから足を床に着けるまで文字通りの七転八倒。 上体を数センチひねっただけで腰から脳にかけて激痛が走る。 15分ほどベット上でのたうち回った挙句、 妻に上体を抱えられながら起き上る。 数歩歩くとこれまた激痛にうずくまる他ない。 ソックスを息子に履かせてもらうがどうもうまくいかない。 前日は彼にしてもらえたのに。。 その日の朝は自力でベットに腰掛けることができた。 今回はすでに激痛と何度も戦って冷や汗が全身に吹き出ていた。 それで足が湿っていて彼には出来ないのであろう。 この日、家族らはなでしこさんと朝早くからレニア山観光に出掛けるため、 ランチのおにぎり作り等に忙しい。 杖が必要なのと、痛み止めの薬や湿布が要る。 妻にはそれらを買いに行っている余裕なく、そそくさと出立。 「俺を見捨てて出かけるのか??」と思わず口走ってしまった(^_^) 本当にこんなんでニューヨークなんかに行くのか、私は、、、 10分後には出発せねばならない現実が信じられない(≧∇≦) どうやって重たいスーツケースを車に載せるんだ? ところが、神様は各段階での助け手を備えていてくださっていた。 空港での車椅子の手配については先日の記事の通り。 機内でもフライトアテンダントの気の利いたヘルプがあった。 ニューヨークに降り立った後にも車椅子の手配がしてあった。 地下鉄ホームまでの移動にはエスカレーターを利用し キャスターでスーツケースを転がして行けば良い。 問題は地下鉄の降車駅だった。 そこにはエスカレーターが整備されてない。 ガーン