演説の後、歓迎の握手を求められて
ホワイトハウスでの歓迎夕食会
安倍晋三首相の米上下両院合同会議での演説は
人々にどのように評価されているのでしょうか?
先ず私の家内は、
誰かが用意した原稿を棒読みした苦しそうな英語に難色。
それでも内容は良かった、とコメント。
バイデン副大統領は、
「アジア諸国に共感を示したことに最も好感を持った。
韓国や中国との歴史問題はデリケートな課題であり、
首相は日本側の責任を明確にした。
非常に率直な演説で、十分に理解されるだろう」
議場臨席者からも同様に賛辞の声が寄せられているようです。
35回ほども満場の拍手が鳴り響いた演説は、
彼らの心を揺さぶったと評価できると思いました。
前日のホワイトハウスでの歓迎夕食会で
安部さんはそのスピーチを練習している様子を話し、笑いを誘いました。
一昨日、昨日と部屋で練習していると「スピーチに飽きた」と言われ、
奥様は別室のベットで寝たエピソードを披露。
そんな努力があり、好意的な歓迎ムードの中、
東アジアの近隣国からの言葉には驚いてしまいました。
韓国外務省は、
「正しい歴史認識を通じ、
周辺国との真の和解と協力を成し遂げる転換点になり得たのに、
そうした認識も心からのおわびもなく、非常に遺憾に思う」
とのことです。
中国外務省の洪磊報道官においては、
「中国側は一貫して、日本政府と日本の指導者に、
歴史に対する責任ある態度を持ち、
村山談話に含まれている侵略の歴史の直視と反省という
態度を慎んで守るよう促してきた」
と不満を示した上で、
安倍首相が第二次世界大戦に対する悔悟を表明したことはまったく評価せず、
過去の植民地支配や慰安婦問題への「謝罪」を口にしなかったことに反発とのこと。
「(過去の談話を継承してこそ)日本は国際社会の信用を得、
アジアの隣国と未来に向かった友好関係を切り開くことができる」
とのたもうたとのことでした。
どの国の立場にあるか、その視点が違うと
物の見方がここまでも異なるものなのですね。
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Posted at 2015-04-30 12:49
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Posted at 2015-04-30 16:57
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Posted at 2015-04-30 21:13
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Posted at 2015-04-30 21:19
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