どうしてですか、神様!
Feb
9
サクラメントの古くからの友人、Jetti
美しい上に聡明、しかもバリバリの働き者。
常に周囲を明るく変える磁気を帯びた女性。
彼女の1歳ほどになる息子さんがプール事故で突然天に召されたのが6年ほど前。
あの時、彼女を直視出来なかった。
なんと言葉をかけたら良いかも分からずに
ただ傍に立って止めどもなく流れる涙を拭うことしか出来なかった。
その彼女に、再び悲劇が襲う。
昨年12月初旬、最愛の夫を突然の交通事故で亡くされたという。
対向車が夫の運転する車の屋根に落ちるような形で衝突し、即死であったという。
可愛い3歳と4歳の娘さんを残したまま……
彼女らにパパの死を告げるのに4日ほどかかったという。
この日も彼女の側で涙を流す他なかった。
「神様、どうしてですか!
どうして彼女ばかりにそんな悲劇が続くのですか?」
自然と私に湧き上がってきた感情である。
ところが彼女には恨めしい様子がサラサラない。
「大丈夫だよ、マーミー」
4歳児のその言葉を支えとしているという。