ニューヨークのマンハッタンではユダヤ人を多く目にします。
外見でユダヤ人と直ぐに分かるのは、正統派と呼ばれる人たちです。
彼らはキッパーと呼ばれる丸い帽子をかぶり、もみあげを長くしています。
上下の黒い服に身を包み、上着の裾からは房のようなものをつけています。
もちろんそのような正統派ばかりがユダヤ人なのでありません。
Tシャツとジーンズを着た通常の米国人と変わらないユダヤ人もいらっしゃるので。彼らは世俗派と呼ばれています。
電車の中で大学生位と思える正統派ユダヤ人を目にしました。
そのうちの1人は熱心に本を読んでいたので近づいて観察しました。
それはタルムードと呼ばれているユダヤ教の教典でした。
ページ中央の枠内に書かれている言葉は旧約聖書本文です。
その枠を取り囲むようにして書かれている言葉がその旧約聖書を解説したものでミシュナーと呼ばれているものです。
ラビになる人は、旧約聖書本文を全て暗唱するのだそうです。
その様子を見ていて、受験勉強にいそしんでいる日本の受験生を思い浮かべました。
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Posted at 2017-10-20 22:48
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