今朝、サントリー美術館に大阪市立東洋陶磁美術館コレクション「悠久の光彩 東洋陶磁の美」を見てきた。大阪市立東洋陶磁美術館へは、平成17年に「ロイヤルコペンハーゲン展」を見に行った時以来行っていない。そこの国宝2点、重要文化財13点を含む約140点がサントリー美術館に現在来ている。ほとんどは、中国陶磁器と韓国陶磁器であるが、三彩から辰砂まで、陶磁器の色彩の歴史、技法等を実物を見ながら、確認していくのにとても良い展覧会であった。
実は、3月10日(土)に、茨城県陶芸美術館の学芸員で、現在「ロイヤルコペンハーゲン ビング オー グレンダール展」を担当していただいている花井さんが、「やきものの色をさぐる」という特別講演をここサントリー美術館で行う。この展覧会にとても、ぴったりな講演内容である。
ところで、この展覧会で中国陶磁器の釉裏紅を韓国陶磁器では辰砂と呼んでいる。辰砂という色彩名は日本では紅釉、釉裏紅いずれにも使われる。しかし、もともとは韓国陶磁器の釉裏紅につけられたものだったのだろうか。東洋陶磁器には疎いので、今度、聞いてみよう。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account
Posted at 2012-02-26 06:46
People Who Wowed This Post
Posted at 2012-02-27 15:48
People Who Wowed This Post