先々週の土曜日、音の森3周年記念イベントで、インドネシア・バリ島の芸能の源であるガンブー(Gambuh)のレクチャーが行われました。講師は、日本に住んでいるバリ人で、ガンブーの本場Batuan村ご出身のNyoman Sudarsanaさんでした。 ニョマンさんが日本に住んでかなり経ちますが、意外にもガンブーについて話すのは初めてだそうで、話し始めると熱が入り、語る語る! 40分以上のオーバー。おかげで、こちらはお尻が痛かったです。でも、せっかく、こういう貴重な人が日本にいるのですから、このような機会をもっとたくさん作ってもらいたいですね。 ガンブーの音楽の特徴は、なんといっても、長いスリン(竹笛)です。以前、このブログでアップしたMusic in Baliの初版本の表紙絵もこのスリンを吹いている人でした。メロディーを演奏するのはこの竹笛しかありません。あとは全部リズム楽器です。まあ、例外として、ルバーブという弦楽器が、メロディーを演奏するときもありますが。 演奏&踊りは撮影禁止だったので、終わった後、長いスリンを撮りたかったのですが、さっさと仕舞われてしまいました。ということで、リズムをたたく、珍しい楽器の写真を1枚アップしておきます。また、参考として、B&Gのデザイナーであったダールヤンセンが制作したガンブーのスリンを吹いているフィギャリンもアップしておきます。
Posted at 2014-04-20 01:51
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Posted at 2014-04-20 16:28
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