先日、武蔵野市立吉祥寺美術館で「伊豆の長八」展を見てきた。生誕200年記念の展覧会だそうだ。なんと、入館料100円。安い!
実は、伊豆松崎町にある長八美術館へは、私は大好きなので、できた当時から何回か行っている。でも最後に行ったのは、もう10年くらい前かな。確かうちの学生と研修旅行でいったのかな。もちろん、20世紀末にうちの奥さんとも数回行っている。1985年に開館した後に、出版された建築文化(今はもうない。)の特集号も持っている。建築家は早稲田大学の名誉教授、石山修武さんだが、基本的に、私は大学一年生の時から、アントニオ・ガウディが大好きだったので(大学一年生の時に、横浜で「アントニオ・ガウディ展」が行われていて、それを見に行って以来のファンである。)、そのつながりで、長八美術館が好きになったと思う。もちろん、石山さんの建築に対する考え方も好きで、共感できる。ガウディとどうつながっているかは、調べてください。
話はちょっと、逸れてしまったが、この長八という左官屋さん、ではなくて、鏝絵師、ものすごい超絶技巧。いま、明治の超絶技巧が注目されているが、この人もすごい。あの、つげ義春さんもガロに「長八の宿」を描いている。その中に出てくる富士山もすばらしい。
で、また、話が逸れてしまったが、まあ、とにかく、お勧めである。
なお、この後、常葉美術館、そして、伊豆の長八美術館と巡回するそうだ。見れなかった人は静岡まで行ってください。
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Posted at 2015-10-15 17:57
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Posted at 2015-10-17 07:22
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