パナソニック汐留美術館で「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢」展を見てきた。日本で活躍した建築家ブルーノタウトとアントニン・レーモンド、そして、彼らと関わりのあるデザイナー(井上房一郎、ノミエ・レーモンド、剣持勇、ジョージ・ナカジマ、イサム・ノグチ)のデザイン活動および作品を紹介した展覧会である。伝統的な日本の美と西洋のモダンデザインを融合した日本のモダンデザインが紹介されており、椅子を中心とした家具が多いが、タウトが設計した旧日向邸やレイモンドが建てた軽井沢の教会やスタジオ、そして、群馬音楽センターなどの図面や写真なども展示されている。
レーモンド建築事務所では前川国男や吉村順三など有名建築家も働いていたが、私が学生時代に受講した近代建築史では、ブルーノ・タウトは習ったがアントニン・レイモンドについては習った記憶がない。教える時間もなかったかもしれないが、レイモンドが東京大空襲で使われた焼夷弾の開発に協力したからだろうか.. まあ、どちらにしろ、とても良い展覧会である。お勧めです!
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