今日、渋谷で「ジプシー・キャラバン」という映画を見てきました。
簡単に言ってしまえば、4カ国5つの世界的ジプシー音楽グループ(インドのマハラジャ、ルーマニアのタラフ・ドゥ・ハイドゥークスとファンファーラ・チョクルリーア、マケドニアのエスマ、スペインのアントニオ・エル・ピパ)によるアメリカンツアーのドキュメンタリー映画です。
どのミュージシャンも、自分たちの音楽あるいはロマ(ジプシー)であることに誇りを持っていることがよく伝わり、いい映画でした。
特に、マケドニアの歌姫エスマの
「みんなロマを見習うべきだ。私たちは、戦争を始めたことも、他国を侵略したことも、他人を迫害したこともない。」
と語るところはとても格好いい。
欲を言えば、もう少し、じっくりとアメリカンツアーでの彼らの演奏や踊りを見たかったかな。
来日したジャスミン・デラル監督のコメントです。
「みんなジプシー音楽が好きでも、関心はその音楽だけで、コンサートが終わると忘れてしまう。ふだんの彼らについては偏見にあふれている。彼らにも家族があり、生活があることを伝えたかった。」
そうですね。失礼しました。
お勧めです。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account