昨日は、第6回西洋陶磁勉強会が朝からありました。英国のチェルシー窯を中心に18世紀の柿右衛門様式の磁器をたくさん見せていただきました。もちろん、手に持って触らせていただきました。これが勉強会のいいところですね。
その流れで午後は出光美術館でやっている柿右衛門と鍋島展に行ってきました。重要文化財の柿右衛門1つ、鍋島3つを含むとても良い展覧会でした。
展覧会を見ながら、柿右衛門の青は、おそらく染付の淡いダミ染めの青を目指していたのではないかと思いました。濁手の白を得るためには、染付を使うことができなかったわけですから、どちらを選ぶかということですね。柿右衛門は上絵の赤をくっきりと美しく見せるために白をとったわけです。そして、鍋島は染付の青をとったわけです。もし、濁手の白を出せて染付の青も出すことが出来れば、おそらく柿右衛門も鍋島同様、青を出すために染付を使ったのではないでしょうか。
しかし、鍋島の染付の青は本当に美しいですね。特に重要文化財に指定されている3枚はすごい。
とても勉強になりました。
西洋陶磁器コレクターではありますが、実は古伊万里も好きでいくつか持っています。真贋がよく判らないものもありますが、そのときは気に入って買ったわけですから、気にしないで、少しずつブログにアップしていこうかなと思います。
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Posted at 2008-04-21 02:45
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Posted at 2008-04-21 15:55
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Posted at 2008-04-21 20:53
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Posted at 2008-04-22 16:25
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Posted at 2008-04-23 01:57
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