昨晩は杉並公会堂でチャボロ・シュミットのコンサートを見に行きました。チャボロ・シュミットはジャンゴラインハルトのジプシースイングジャズの流れを受け継いで演奏しているギターリストで、トニー・ガトリフ監督「の僕のスイング」という映画でギター弾きの先生として好演しております。前回はこの映画の宣伝のために来日して、好評を得ました。この映画のことは、また、後日アップします。
昨晩のコンサートには我が日本を代表するジャズギターリスト渡辺香津美もゲストで参加して、前半2曲と最後のアンコールを盛り上げました。
杉並公会堂は新しくクラシック専用ホールにリニューアルされたようでした。そのため、今回のチャボロのコンサートは、内容は別として音響的にはあまり良くありませんでした。また、チャボロのギターにも少し、エコーをかけていたのかジプシーギター独特のアコーステックの良さが出ていませんでした。こういう音楽は大きいホールで演奏するときは、PAを考えた方が良いですね。確か、ローゼンバークトリオがオランダ、アムステルダムのコンセルトヘボゥで演奏したときも響きすぎて良くなかったと批判されていました。おそらく、明日渋谷のduoで行われるライブの方が音響は良いでしょう。
でも、バイオリンのコステル・ニテスクの演奏はホールに響き渡り、とても良かったです。今年はジャンゴと一緒に演奏していたバイオリニスト、ステファン・グラッペリの生誕100周年に当たる年だそうで、コステルがグラッペリのトリビュートアルバムを出したようです。
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Posted at 2008-06-21 20:19
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Posted at 2008-06-22 05:32
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