眞葛香山の皿5枚である。ヤフーのオークションに出品され、結局10枚落とした。5枚ずつ3回出品され、トータル15枚あったようだ。さすがに15枚はいらないと思い、10枚でやめた。裏に香山精製と染付けで書いてあり、田辺さんの眞葛の本によると慶応3年に製作され、まだ、横浜ではなく、京都にいた時代につくられたものである。しかし、10枚眺めていて、あらためておかしいと疑問がわいた。このお皿は完全に磁器である。それも窯変である。眞葛が薩摩焼から窯変の磁器に移行したのは、明治15年頃からである。京都時代に磁器は造っていたようだが、いくつか図録を見ても、染付けか上絵であり、窯変ものはない。香山精製の銘をどういう根拠で慶応3年としたのだろうか。
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Posted at 2011-03-09 07:25
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Posted at 2011-03-10 17:18
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Posted at 2011-03-09 21:29
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