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今回は、研究の測定でお世話になったタマン・バンジャールのワヤンさんに、ときどき太鼓のレッスンを受けています。今朝もこれから3回目のレッスンを受けにいきます。いや、いままで、ほとんどが耳コピだったので、叩き方が違っていたり、細かいところが複雑で難しい。譜面があるわけではないので、全部、口伝えです。録音したものを、おさらいして、はじめて、いままで叩いていた演奏の構造が見えてきたりしています。奥が深い..
ワヤンさんは、芸術高校(SMKI)に在籍した時に、岡山で1992年に行われた国際民族フェスティバルで演奏したことがあるようです。また、弟さんは日本女性と結婚して、名古屋で自動車会社に勤めているようです。でも、日本語も英語もだめなので、私のどうしょうもないインドネシア語とたまに通じる英単語でなんとか会話しております。
なぜ、こんなに子供たちのことが気になったかというと、5年前、次男がまだ小学校6年生のときに、一緒に梅田さんのワヤンを見に行ったことを思い出したからです。当時の次男はその4に掲載した一番左の健康優良児に似ていました。そのときのことを下記のブログに書いています。
http://jp.bloguru.com/kai/72886/wayangkulit
懐かしいな。次男に話したら、「緑色のカレーを食べたときのこと?」と思い出したようです。
公演終了後も、ご覧のとおり。子供たちから人形を守るために、おじさんたちは大変!ご苦労様でした。
この二人の兄弟もよくこちらから見ていました。ということで、今回私はワヤンクリッより、子供達の反応に興味が向きました。
影が不思議な動きになると、どうやっているのか気になるのか、このようにスクリーンの裏側に群がります。こちら側から覗くのは、人形の箱があるからかな..
今回は、夏休みなのので子供たちがたくさん来ていた。小学校の低学年の子たちは、もうステージ後ろで鬼ごっこをして走り回り、大変。さすがに高学年の子たちは一番前に陣取り、かぶりつき。いちばん、左の健康優良児に終わった後、「坊や。今何年生?」と声をかけたら、坊やと呼ばれたのが、気に食わなかったのか、最初「ム!」としていたが、「十歳、5年生だよ。」と答えてくれた。今回、飲食自由で、コンビニが出張していたので、よくポテトチップスやジャガリコを食べていました。
別の角度から、客席の方です。昨日、8月10日までに出さなければいけなかった論文が、実は締切が12月10日ということがわかり、一挙に夏休みもモードになってしまいました。でも、来週、大学は一斉休暇なので、明日も大学へ行って、バリ島へ持っていく資料を整えなければ..
始まる前、明るいときの写真です。芝生がいい感じでしょう。
昨日、19時から横浜みなとみらいホールの屋上庭園でバリの影絵芝居ワヤン・クリッがありました。上空には羽田を離発着する飛行機が飛び交う、クインーズタワーに囲まれた近未来的な空間に、伝統的なバリの影絵芝居が上演されるというとてもシュールな時空間に、2時間どっぷりと浸ってきました。最初から心地よい風とグンデルの音色が流れ、まったりとした空気が漂っていました。ビールが進む、進む!
まあ、もう遅いので、詳細は後日ゆっくりと報告したいと思います。
演奏の合間に、唯一撮った一枚、レゴン・クプクプの始まりです。凛として、美しいですね。
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