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昨晩、午後8時ごろ帰宅途中、近所にある伊勢社から祭囃子が聴こえてきました。春の例祭ですね。思わず、家を通り過ぎて、神社に行って撮影しました。
昨日、国立新美術館に「セザンヌ パリとプロヴァンス」展をうちの奥さんと見に行った。思えば、小学校の担任の先生が、何かのお礼にとゴッホとセザンヌの図集をくれたのがセザンヌとの最初の出会いであった。それ以来、パリのオルセー美術館をはじめ、いろいろな美術館で見てきたが、結局、印象派の一人として見ていたのであり、セザンヌだけをこれだけまとめて、じっくりと見たのは初めてだったかもしれない。結構、新鮮だった。
ついでに2階の会場で行われていた「野田裕示 絵画のかたち/絵画の姿」もさらっと見てきた。抽象的な現代絵画はあまり興味なかったが、こちらも思っていたより楽しめた。
帰りに銀座によって、西洋アンティークのお店に松濤美術館の展覧会ポスターとチラシをお願いしてきた。あと1週間で始まる。皆さん、お誘い合わせの上、いらしてくださいね。
松濤のポスターを額に入れました。ポスターは、B2サイズとB3サイズの2種類あり、これはB3サイズです。茨城の展覧会が終わりましたら、少しずつ営業活動を始めたいと思います。
松濤美術館のチラシが出来上がり、昨日、ポスターと共に家に送られてきました。さっそく、塩川コレクションのHPに両面アップしました。右側、自己紹介内のマイコレクションをクリックするとHPに飛びます。ブログでは、先日、チラシの表をアップしましたので、今回は裏です。4月15日の私の講演会、5月9日のロムドシンの塩谷さんが行うティーセミナー、そして、5月13日に今回復活したサロン・ミュッセで松下修子さんのチェロの演奏の案内が載っています。皆さん、是非、見に来てくださいね。写真をクリックすると大きくなります。
昨日、午前中、以前このブログでも「白井晟一」展や「ヴォーリス」展などで何回か紹介した、汐留ミュージアムへ「今和次郎 採集抗議」展を見に行きました。今和次郎さんは、昭和初期の東京の様子や人々の生活の変化を観察、記録そして分析した「考現学」の創始者として知られているそうで、建築家やデザイナーでもあります。私は、今和次郎という人も考現学も良く知りませんでしたが、なかなか楽しめました。初期の民家研究も良いですが、関東大震災直後、人々が造ったバラック建築を調査して、自らもバラック建築をペンキで装飾した「バラック装飾社」の活動が特にユニークで面白いです。以前、ゼロエミッションの調査で、浮浪者の家を観察していた建築家の石山修武さんの姿が重なりました。もちろん、戦後の生活人類学的な調査も楽しめます。このような、常に、われわれの生活を調査・考察して、そこから学び、デザインを模索する姿勢は、これからの日本に必要なことです。建築やデザイン関係の方には特にお勧めです。
茨城新聞に連載された「魅惑の北欧陶磁器」のその1です。茨城県陶芸美術館の学芸員、花井さんが書いています。その5まであります。ひとつずつアップしていきますので、ご覧ください。
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