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球磨焼酎に代表されるように、熊本と言えば米焼酎。
熊本の米焼酎は泡盛の様に外米(タイ米)は使用せず、国産米を使用し各地の名水で造られます。
※以前、クズ米(不良米)を使用して作った日本酒がありましたが・・・
『立車屋(くるまや) 30度』 (合)天草酒造 熊本県天草市進和町小宮地11808-1
常圧蒸溜製法 アルコール度:30度
この蔵の社長と以前、神戸で飲み明かした事があります、その時に社長と約束したことが。
「天草に帰ったらメロンを送ります、天草はメロンも有名ですよ」 と約束してくれましたが・・・
未だに贈ってもらってません、 マドンナが待ってますよ社長!^^
※そうとう酔っ払っていたので覚えてないのかも・・・
この蔵は天草地方では唯一の蔵、「天草 米・麦」 と言ういい酒を造っています。
この蔵も宮崎では人気の蔵元です。
20年ほど前にこの蔵のシリーズ物をよく飲みました。
白麹と黒麹を上手に使い分ける蔵です。
『旭 萬年 大地の夢 無濾過』 (有)渡邊酒造場 宮崎県田野町甲2032-1
原料芋:コガネセンガン(黄金千貫) 米麹 黒麹
旭の萬年シリーズ、芋焼酎造りには最適の芋、コガネセンガンを使用。
芋の香りが素晴らしく、飲み口は確りした中にバランスのいい口当たりと喉越しです。
芋のすべてが濃縮された濃厚な味わいの芋焼酎。
年間生産量はわずか400石(一升瓶で4万本)のこだわりの手造り蔵。
その中でこの 「ろかせず」 はほんの僅かの製造です。
『はちまん ろかせず』 高良酒造 鹿児島県川辺郡川辺町宝
原材料:黄金千貫・白薩摩 米麹:白麹 常圧単式蒸留
一次・二次甕仕込み アルコール濃度35度
年に一度だけの出荷、今年度は売り切れです、来年を待つしかありません。
飲みやすい焼酎が多くなった中、骨太の焼酎の代表です。
【力強いタイプの焼酎、無濾過なので更に強烈・鮮烈な刺激が、一度飲んだら病みつきになる味です。】
★ストレートかロックでいただきたい酒、あっさりしたアテ 「枝豆」で、焼酎の良さが分かります。
この日、飲んだ日本酒、5品種(5杯)全て一滴もこぼしませんでした。
「松の司」 「遊穂」 「天野酒」 「刈穂」 「飛露喜」
★さすが! 公園前世界長のマスターです。
第二の 「十四代」 と言われてる酒です。
『飛露喜 純米吟醸 雄町』 (合)廣木酒造本店 福島県会津若松
※データーは以前紹介しましたので省略します。
酒造好適米と言われる、「雄町」 で仕込まれた、入手困難な幻の酒と言われています。
【雄町とは?】
雄町は、あの最高の酒米と言われる、「山田錦」 の親にあたる品種なのです。
粒が大きく背が高い稲で、育てるのが非常に難しく、そのため品種改良されたのが山田錦です。
雄町を最高の日本酒に仕上げるのは至難の業とされ、雄町で醸した酒はお米の旨みが最大の特徴とされる。
★その最大の特徴である、お米の旨みが口の中で広がる飛露喜を、「ナポリタン」 で。
日本酒度+21と言う数字ほど辛さを感じない酒。
山廃仕込みでの醸造が良いバランスを造っているのかも。
『刈穂 山廃純米 生原酒 番外品』 刈穂酒造・秋田清酒(株) 秋田県大仙市戸地谷字天ヶ沢83-1
※データーは以前紹介したので省きます。
秋田伝統の銘酒。
【山廃仕込みとは?】
お酒の酵母菌を大量に増殖させる工程を 「酒母」 と言い、その酒母の仕込み方法を、「山廃仕込み」 と言う。
天然乳酸菌を増殖させて、酵母菌を増殖させるため手間と日数を要する。
★この超辛口の酒を、「厚揚げ」 でいただきました。
『花垣 山廃純米 無濾過生原酒』 (有)南部酒造場 福井県大野市元町6-10
精米歩合:60% 日本酒度:+1 酸度:2.2 アミノ酸:1.4
酵母:自家 アルコール度:18度
【山廃の正式名称について?】
『山卸し廃止仕込み』 と言い、それを略して 『山廃』 といいます。
「山卸し」 と呼ばれる、酒米を磨り潰す作業を廃止したことから 「山廃」 の名が付きました。
空気中の乳酸菌などの力をかりて醸された酒は、味わい複雑で特有の酸味と味崩れしないコシを持っています。
★残念ながらこの酒は飲めませんでした、既に売り切れ、マスターに空瓶を見せていただきました。
【僧坊酒とは?】
日本酒の発祥地は奈良と言われています、しかし日本酒の醸造技術が著しく発達したのは僧坊と言われています。
いわゆる寺院で僧により醸造技術が向上され、僧坊で造る酒が最高とされてきました。(今の吟醸酒の様な)
秀吉はこの僧坊酒を愛し醸造してた、天野山金剛寺の酒を保護し醸造を奨励したとか。(当時の文献が残っています)
『僧坊酒』 = 『最高品質の日本酒』 (当時の時代)
『天野酒 純米無濾過生原酒』 西條(合) 大阪府河内長野市長野町12-18
原料米:福井県産五百萬石 精米比率:60% 日本酒度:+2 酸度:2.7
アミノ酸:1.4 アルコール度数:17~18度 使用酵母:協会8号 南部杜氏
この蔵の創醸は、享保三年(1718年) 293年前です。
幻の酒と言われた、天野山金剛寺の酒名 「天野酒」 の許可をもらい昭和46年復活させた。
僧坊酒らしい酒ラベルが変わっています。
★この僧坊酒を、お寺さんらしく精進料理の、「切干大根煮」 でいただきました。
次の酒はこれです。
能登の銘酒、 究極の食中酒、 この7月に発売された夏酒です。
『ゆうほのゆうき 遊穂 山おろし純米無濾過原酒』 御祖酒造(株) 石川県鹿島郡中能登町
使用米:美山錦(有機米) 精米歩合:60% 日本酒度:6.8
酸度:2.3 使用酵母:9合酵母 アルコール度:15~16度
山おろし=秋田系の生モト造り
★この酒を、「マカロニサラダ」 でいただきました。
なでしこジャパンの選手を応援した後に、和田岬から新開地へ移動です。
神戸ネオレッサ勝利の祝杯を挙げに、マドンナと公園前世界長に。
この日も素晴らしい日本酒が並んでいます。
さてどれから飲むか迷います、お腹も空いてきているし。
先ずは、これからです。
『松の司 中取り 純米吟醸』 ※データーは過去に紹介してますので省きます。
滋賀県竜王町の銘酒です。
★この酒を今が旬の 「鱧の湯引き・梅肉和え』 でいただきました。
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