Jul
9,
2011
山での熱中症は極めて危険
4人での山行きでした。
出発は7時15分、異変は1時間後に発生・・・・・
メンバー中最年長の男性(70歳少しまえ)
詳細:
場所鳩吹山滝場ルート
※このコースは一般ルートではないので、地図上でエントリー部分はあえて削除
当人から、昨夜9時過ぎに就寝したが、あまり寝れていないと、雑談で聞く。
最初の休憩地点で、一番汗をかかない私が滝のような汗、つまり気温・湿度が異常に高い状態、いつもは一番の汗かきの当人があまり汗をかいていない、すでにこの時点で異変。
このコースはアップダウンを繰り返すコースで、高湿度のため、足元が悪く、慎重な行動となり、ややスローペースですすむ。
最初の休憩後、5分も立たないうちに、当人が座り込む、当人から顔色が青くないかとの質問、異変に気がついたが、岩場であるため、ここをクリアさせるが、この時点で限界点、会話の語尾にもつれが出ている。
平地ですぐに休憩と水を補給、服装から放熱不良を断定、即座に飲料水を体に掛け、気化熱による放熱を図る、さらに水場まで行き、上半身全体に水を十分にかけ
体温低下を促進、ザックその他を外させて、軽装にして移動開始。
北周りコースの橋の地点で休憩、果物・水分を十分に補給。
ここで二班わかれ、本人は下山。
途中、鳩吹の東屋までの道中、2回ほど足に痙攣があったとのこと、その後無事下山を確認。
原因:
寝不足、高温・多湿、頭部と頸部の放熱が良くないと思われる服装、コースに不慣れ、前日は排尿が多く水分が不足していた模様
総括:
本人は鳩吹は常連で、私よりはるかにエントリー回数は多い、しかし、このコースはやや不慣れであった、これに加えて体調不良
このように夏季の低山トレッキングが危険度が高い、早朝でも油断は禁物、行き慣れた山でも、環境によっては恐ろしい事になる典型。
その後私達は、暑さにもめげず、北回りコースなどを徘徊、休憩をとりまくって下山。
夏季の低山はキビシイ・・・・・・・
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