Dec
25,
2015
六曜の計算手法(備忘録として)
騒いでるようです。
ところで、六曜ですが、過去にもアップしましたが、一部修正を加えたので
再アップします。
まず、六曜の順番ですが必ず
先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口
となります。
六曜は旧暦の一ヶ月内(29と30日がある)を繰り返す考え方で出来上っており、
一ヶ月で完結する点が重要です。
つまり、旧暦の月が変わるとこの順番は継続されないのです。
旧暦の1日はそれぞれ
1月・7月 先勝
2月・8月 友引
3月・9月 先負
4月・10月 仏滅
5月・11月 大安
6月・12月 赤口
からスタートし、「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」の順で一ヶ月間を
繰り返します。
では検証してみましょう。
写真の2016年のカレンダーをみてください・・・
今年の旧暦1月1日は2月8日です、2月7日は仏滅なので本来なら大安になるはずが
スタート日のため「先勝」となっています。
旧暦2月1日は3月9日です、前日3月8日は赤口なので翌日は先勝のはずが、「友引」となります。
この公式が理解されていないため、「不思議な感じが」がしますがわかれば
なーんだになります。
この旧暦がわかれば計算式が成り立ちます。
旧暦の月+日÷6・・・余りが
0:大安
1:赤口
2:先勝
3:先負
4:友引
5:仏滅
1月1日は
(1+1)/6=0 ・・・2 先勝
12月29日は (2月7日)
(12+29)/6=6 ・・・5 仏滅
※29日と30日の月は不定期、太陽暦のように決まっていない
旧暦4月8日(花祭り)は大安
同じく2月15日 (釈迦入滅)仏滅
同じく8月15日(十五夜)は仏滅
必ずこの日柄となります。
この事から仏滅が釈迦の亡くなった日からとの伝聞がありますが、
偶然の一致との説が有力です。
最近は斎場や結婚式場でもこの六曜に無関係になっている所も
あるようで、良いことだと思いますが、未だ告別式は友引は避けるのが常識で
迷信云々では無いようです。
亡くなった連絡があると、では告別式は? とカレンダーの六曜を見るのが
普通となっています。
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