公園で
伐採された蘇鉄の葉が伸び始めています。
蘇鉄は、蘇生力が凄まじく、伐っても伐っても蘇ります。
伸びた葉のくるくるとした造形美が愉しめます。
八月が終わります。
日の出と日の入りが目に見えて変化しています。
【緑】
ブルーベリー2023記 https://jp.bloguru.com/moon/476801/2023-07-14
散歩道の川の中で
芙蓉が咲いています。
川の中で、数か所咲くようになりました。
【紅】
2019/7/25
フリーペーパーで紹介されていたSFの『ファミリーランド』。
家族を描いた短編集なのですが、
紹介者が「ずっと報われないお話が続いて、最後だけハッピーエンドでよかった」みたいな感想を書いていたので、
気になって読みました。
2019年夏に出版された本で、コロナ禍はまだ未知の世界でした。
コロナ禍で変わってしまった世界がこの本に感じられました。
◇内容◇
家族をテーマに描いた、新感覚の家族小説。
いつの時代も「家族」は、やさしく、あたたかく、いびつで、おそろしい。
コンピューターお義母さん・・・スマートデバイスを駆使して遠方から家族に干渉してくる姑と水面下で繰り広げられる嫁姑バトルの行方。
(息子と孫は血縁なのでやはりそうなるんだと未来になっても変わっていない)
(介護施設の恐怖も露わに)
翼の折れた金魚・・・金髪碧眼のデザイナーズチャイルドが「普通」とされる世界での子どもの幸せのかたち。
マリッジ・サバイバー・・・次世代型婚活サイトでビジネス婚をしたカップルが陥った罠とその末路。
サヨナキが飛んだ日・・・自立型看護ロボットによって育児の負担が減った一方で、隔たれる母と娘の関係。
今夜宇宙船の見える丘に・・・技術革新によって生み出された、介護における新たな格差。
愛を語るより左記のとおり執り行う・・・対面しない葬式が一般的な世界で、二十世紀型の葬儀を希望する死者の本当の願いとは。
(これって、本当にハッピーエンドだったの?)
ここ3年、介護と看取りと葬儀を経験したので、身近な話題でもありました。
以前から「生命線が長いので、天寿を全うしますよ」とよく言われます。
私を看取るのは誰なのでしょうか?
その頃には、おひとり様専用の看取り~墓場までのサービスが構築されているのでしょうか?と時々考えます。
【本】
街路で
酔芙蓉が咲いています。
午前中の白い花が午後には紅く変化しています。
暑さにのぼせてしまった感じです。
【白】【紅】
夕方から、雲が張り出してきて、先程パラパラと雨が降っていました。
雨音が止んだので、空を見上げると、
雲の間から、小望月が顔を出しました。
小望月の前をさらさらと雲が流れていきます。
【月】
この庭で
ひらひらとツマグロヒョウモンが飛んでいました。
豹の模様だから、雄でしょうか。
青木の生け垣の高い所に停まったので、羽の内側が撮れませんでした。
【生】
この庭で
紫根野牡丹が咲いています。
数年前、鉢植えをこの庭の奥に地植えして、根付きました。
一日で散ってしまうのですが、散った花びらも美しい花です。
【紫】
ブルーベリー2023記 https://jp.bloguru.com/moon/476801/2023-07-14
日中は晴れていたのに
暗くなると雲の海が広がりました。
ようやく、雲の海を抜けて、十三夜のお月さまが顔を出しました。
秋の虫の大合唱が響いています。
【月】
美味しそうなヤリイカを見かけたので
久しぶりにいかめしを作りました。
イカの中にもち米を詰めて煮込みます。
皮を剝いで煮込むと烏賊の表面がつるんとして見た目がよかったのかな?
皮も栄養なので、剝がずに煮込みました。
ヤリイカのパッケージに「調理なし」とあります。
そういえば、以前、道の駅で烏賊の皮剥ぎをお願いしたら、+100円か200円かかりました。
烏賊墨抜きにも+100円か200円かかりました。
当たり前の無料サービスが当たり前の+課金サービスへと変わりつつあります。
時代の流れなのでしょうね。
子どもが小さい頃、近所のスーパーの魚売り場で、
店員さんが烏賊の船(甲烏賊の甲)を子どもに手渡してくれました。
そういうサービスもなくなるのでしょうね。
【食】
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