まずFacebookの問題が明るみになったのは、NYタイムズが報じた記事です。選挙コンサルタントのケンブリッジ・アナリティカが、Facebookユーザーの個人データを取得していたと報道されました。ケンブリッジ・アナリティカは、Facebookのアプリ「This is My Digital Life」で性格診断クイズを行ったユーザーから、そのユーザーの個人データを取得していました。アプリはユーザーによってダウンロードされ、アプリを使用したユーザーの個人データだけでなく、ユーザーの友人に関する個人データも収集される設計になっていました。収集された個人データは、アプリを作成した教授によりケンブリッジ・アナリティカに提供されたため、選挙期間中にユーザーへターゲット広告を送るために使われました。