Search Bloguru posts

詩は元気です ☆ 齋藤純二

https://en.bloguru.com/shoboter99
  • Hashtag "#詩" returned 1235 results.

freespace

⚪︎ X (旧Twitter) 齋藤純二
https://mobile.twitter.com/@shoboter123

⚪︎リンク 🔰初心者向け詩の掲示板
https://www3.rocketbbs.com/13/bbs.cgi?id=mydear

⚪︎リンクㅤネット詩誌『MY DEAR』
http://www.poem-mydear.com/

⚪︎MY DEAR 詩の仲間たちツイッター
https://mobile.twitter.com/mydear2000s

“ # ” のついたタイトルはツイッター詩(140文字以内)

ただいま

thread
ただいま


住んだこともない家が
懐かしく見えているデジャヴ

ふと帰りたくなる
知らぬ街の知らぬ自分が
主人公のようにはしゃいで

ただいま
僕はかえってきました

#詩

People Who Wowed This Post

秋の何者か

thread
公園で匍匐前進しながら
口を伸ばし草に喰いつき
怪しい乾きが裸にさせ
香りに削られてゆくカラダ

連なる360度のエゲツない
ドロドロしている私は何者か
クルクル回る赤い雲
膝に滲みた冷たい青空

痙攣は何処までも夢みる
可能性のひと欠片をフラットさせ
グロテスクな骨を地に刺して

右に私は何者か、左に私は何者か
正面に私は何者か、10時に私は何者か
2時に私は何者か、何者かは私か


頭で散歩する爺さん婆さん
足を貸してくれる子ども
すみません私を知りませんか
どの枯葉が私の首なのか

歩き出せばゴミ箱に私は何者か
広げる途中で破れる望み
駄目になってしまう精密機械は
笑いに逃げていくロケット

視界の良いジャングルから声
堕落のひと欠片をシャープさせ
ビーティフルな性を宙に浮かし

右に私は何者か、左に私は何者か
正面に私は何者か、10時に私は何者か
2時に私は何者か、何者かは私か

#詩

People Who Wowed This Post

贈呈本

thread
重なる想いと付け足される想い
贈られてきた詩集のページをめくる

有難いことに詩集を頂くことが多くなり
多角視野による詩人の凝縮されたエネルギーを
自分なりに解凍する楽しみを覚えた
しかし詩を書くことと同じように
読み砕いていくという自分のセンスが問われる
自由というのは楽しみにいつも厳しさが伴う

まずは先入観を捨て受け入れる
パッと字列の風景を見て決めてはいけない
自分のキャンパスはなるべく白くして
描かれ易くしておかなければ

すると和紙に染み込むように
滲みながら重なる想いが感情を動かす
すでに文字を追っている感覚はなく
読者が創る自由度の高い芸術であり
文字が文字でなくなるのが詩の世界だ

だから楽しいだけではない
厳しさがそこにあるから詩の魅力に囚われ
詩を読むことに覚悟が持てるのである

有難き機会に溺れるのも良い

#詩

People Who Wowed This Post

時の鐘

thread
時の鐘
用事を済ませ小江戸の川越へ


#詩 #雑記

People Who Wowed This Post

夜の第二公園

thread
夜のブランコが飛んで行く
僕の僕を振り落とし
滑り台は腰を持ち上げて
遊園地への旅に出発したのさ

棒倒しの棒が見つからず
仕方なく僕が棒になっちゃった
削られる足元からは
隠したはずのテストが現れる

「なにもない世界ってどんな感じですか
夜に聴いてもいいですか」


鉄棒は丸く輪になっては
手招きして軽くステップをして溶けた
ジャングルジムはひっくり返り
クルクル回れば潜って消えた

砂場はさよならも言わずに
風に紛れて誰かになっちゃった
遊具のない公園には
落書きされた上履きが一足

「なにもない世界ってどんな感じですか
そこは僕の行くところですか 」

#詩

People Who Wowed This Post

ホットの感を

thread
僕はホットの缶コーヒーを探している
まだ自動販売機にはないが
もしかしたらあるかもしれないと

襟足からスッと入る冷たさ
探してしまうのは季節のいたずら
まだ探しているのは僕の余裕のなさ

今日も行く何処へ行く仕事に行く
課せられた作業へ重たき足で突っ込んで行く

#詩

People Who Wowed This Post

秋の香り

thread
みんな、向かっている

コーヒーを啜り
数分後には私もそちらへ
ふと、何のために働いているのだろう
乾いた空気に香りだけが流れている

チラッと視線が合う見知らぬひとに
無言の催促を感じて

ドアを押せば
疑問は香ばしき哲学の風
根源を覗かされても乗り切れない
乗ってしまったら踵を返してしまう
上手くいく一日を願い
安全という人生に従いながら

辻褄を合わせない季節の中
彷徨える衣を掛けられ
私の容器は螺旋で満たされてゆく

けして悪くない季節
人間らしくのらしくの風が吹き
深み嵌ってゆく思考は
微かにユーモアの香りが混ざって

#詩

People Who Wowed This Post

青く

thread
感じたい
もっともっと青い空を

重たくなったこころ
持ち上げて散らして欲しい

何処にいるのかさえ分からないくらい
青く 青く 青く

初めて空になりたいと思った
知らぬことばかりのまま
いつまでも吹き続ける青のように

#詩

People Who Wowed This Post

虹の作業員 10(全10編)

thread
≡ 10 ≡


「あっ、虹だよママ。パパがつくった約束の虹!」

「そうね。とってもきれいね!」


おしまい。。。

#虹の作業員 #詩

People Who Wowed This Post

虹の作業員 9(全10編)

thread
≡9≡


水蒸気をバケツで集め、休む暇もない
虹の作業員は近頃忙しい
雲の上ですってんころりん
笑って楽しい雨を降らせている
たまに威張って指示する班長に叱られながらも
あっち行って、そっち行って、水蒸気を追いかける

「班長様、あなたも水蒸気集めを手伝ってください」
「バカを言うな、俺は班長だぞ!」
「そうでした。あなたは班長様、失礼しました。
でも、汗をかくって気持ちいいですよ」
「……汗をかくのは気持ちいいか、俺様も水蒸気を集めるぞ!」
「今日は班長様、どうなされたのですか?」
「俺様は最近、からだが動くようになったんだよ!」
「でも、無理をなさらないほうが……」
「お前は虹の作業員だろ。しゃべる暇があったら水蒸気を集めろ!」
「はい」
班長の大きな声に作業員はすってんころりん
雲の上に仰向けになると厚い雲に覆われた
作業員は班長から叱られるとドキドキしてしまうので
すぐに立ち上がり、また水蒸気を集めはじめた
「汗をかくのは気持ちいいな!」
「そうですね、班長様」


続く。。。

#虹の作業員 #詩

People Who Wowed This Post

  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account
Happy
Sad
Surprise