木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day25)「成長できない会社なら飛び出してしまえ!」

木村勝男著「放牧経営」を読み進...
木村勝男著「放牧経営」を読み進...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第5章「誰もが『経営社員』の原石」

これまでの内容は経営者・管理職向けのものだった。この章は若手社員や若者に向けた内容である。もちろん若手社員を育てる立場にある経営者・管理職にも読んで頂きたい。

全体構成
1.先ずは「心掛け」(完了)
2.時間を大切に(完了)
3.行動を変える(本日)
4.夢を追いかける


「行動を変える」

章立て
1.小さな組織で大きな仕事を
2.読書のススメ
3.成長できない会社なら飛び出してしまえ!

1.小さな組織で大きな仕事を

(1)一般的には大きな組織の方が大きな仕事に取り組めるという印象を持ちがち。

(2)しかし、小さな組織でも大きな仕事を回すことは出来る。その方法は、外部の協力者と適切なアライアンス(提携)を組むこと。

(3)何でもかんでもは自社内では難しい。そこで必要な時に必要な資源を必要なだけ活用するのが、変化の激しい時代の仕事の仕方である。

(4)提携におけるポイントは、
①自社に、他社には真似の出来ない技術やノウハウがあること
②提携相手に十分な利益を提供すること

(5)外部のパートナーと良好な関係を築くことは、会社同士の関係に留まらない。個人レベルの仕事でも重要である。

(6)他者と提携した結果の仕事に関しては、成果配分を「相手が51、自分が49」としたい。


2.読書のススメ

(1)本なんか読まない人間だった。なぜなら実践を重視してきたので。

(2)しかし実践や経験できることには限りがある。グローバル化・IT化などの変化の激しい時代に経験だけに頼ることは不可能。

(3)そこで他人の経験を自分のものにするための工夫、それが読書である。

(4)ではどのように読書べきか?ビジネス書に限定すれば、身の回りの本を手当たり次第読むこと。一冊から一つの知識を得られれば元が取れるという感覚で充分。


3.成長できない会社なら飛び出してしまえ!

(1)前途ある若い人に伝えたいことは「あなたが成長出来ない会社なら飛び出してしまえ!」ということ。

(2)安易な転職を勧めている訳ではない。先ず今いる会社で自分が成長するための努力をとことんやった上での話。

(3)成長するためになすべき努力は山ほどある。それをしないで会社に文句ばかり言っているようでは、たとえ転職しても上手く行くはずがない。

(4)一方、現在の厳しい経営環境では、常に勉強し、新しい知恵を積み重ね経営に活かそうとしない経営者の下では会社は発展出来ない。

(5)自分から喜んで成長努力したくなる会社に移るべきである。自分の武器は何か?を常に追求すること。自分自身を「経営社員」として育てることが必要である。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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