経営者とのコーチングセッションで気付くこと(Day2)

今日は!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」 砂村よしお、です。
 
「エグゼクティブコーチ」として私は、社長や会社役員にコーチングセッションを提供しています。
 
今回も前回に引き続き、経営者とのコーチングセッションで気付いたことを記して行こうと思い立ちました。それは改めて
 
・コーチングとは何か?
・経営者へ、ならではのセッションとは何か?
・経営者はコーチングを通じて得ているものは何か?
 
を自分なりに振り返りたいと考えたからです。
 
あくまで私の視点であることをお許し頂き、お付き合い頂けると嬉しいです。
 
【クライアントの感想・気付き】
 
今回も前回と同様、私がコーチングを提供させて頂いている経営者からの「べたな感想」を共有します。
 
なお、セッションの内容に触れていない、及びクライアントご本人に承諾を得ております。
 
・自分の想いを吐き出す場。話をしているうちに気分が高揚してきた。
 
・コーチからの問いや深掘りによって、自分の話が表面的で上滑りだったり、余りに一般的過ぎて、周りに伝わらないかも?と感じた。
 
・想いを口に出す、言語化し、それをコーチに聴いてもらうことによって、自分の考えや行動に「自信」が持てるようになる。
 
・経営者としては誰からも日頃は「よくやった!」と褒められることはないが、セッションでコーチに話すことで「自分が認められた」という感触が得られる。
 
【コーチである私の取り組み】
 
私がすること:
 
・クライアントの話を「部下」として、そして同時に「上司」として聴く。

・何気なくクライアントが使う言葉や表現を、深掘りすることで、その意図や真意をクライアント自身に確認してもらう。
 
・経営者は、未達なことや至らないことばかりに目が行きがちである。しかし、ここまでの道のりや乗り越えた経験、出来ている事柄を思い出してもらい、感情的に冷静になってもらうこと。
 
私がしないこと・不要なこと:
 
・経営者の気持ちや置かれた環境に「共感」し、乗り越えるための「応援」はするが、単に同情したり慰めたりすることは差し控える。
 
・一緒に戦略を考えたり、「正しい」と思われる方向性のアイディアを提示すること。
 

【エグゼクティブコーチングとは何か?】
 
・経営者の「内省」の場
 
・経営者としての「生き様」を話し、認めてもらい、応援されることで英気を養う時間
 
・決断に迷った際に、コーチに話すことで自分に腹落ち度合いを自ら確認する機会
 

【コーチが得られるもの】

・経営者の生の体験や苦労されている内容をお聞きできることで、経営書やビジネス書籍に書かれていない「リアル」を体感できる貴重な体験。
 
・ クライアントである経営者と同じ景色を見ようと努力し、一緒に「ありたい姿」を考えることにより、コーチ自身も「自分が経営者ならどうするのか?」と当事者意識を持って思いを巡らせること。
 
・何が人を迷わせ、何が人を決断させ、何が人を動かすのか?それを紐解くヒントがコンテキストと共に提示されるので、非常に勉強になること。
 
いかがでしたでしょうか?
 
ではまた次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお、でした。
 
 

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